大会は終了致しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
前座の真下、斉藤の試合は、リアルを代表する、今後の若手育成に必要不可欠な試合でした。
リアルの目指すのはナチュラルです。
ガチのトレーニングを積み重ね、勝負の姿勢を試合に出せる者。
かねてより私が申し上げているストロングスタイルです。
飛んでも良いのです。跳ねても良いのです。
それがナチュラル上にあるものなら。
格闘技の世界と、プロレスの世界を把握している私が、解っている事です。
派手な場面のみを好む、無責任な、楽しければ良いじゃん族の人々がいるかぎり、レスラーは台本通り飛んだり跳ねたり、大技をフィニッシュで連発したり、学芸会を繰
り返します。
順番プロレスの媚びたレスラーに、実力はいりません。
体作りと受け身の練習だけでよい世界ですから。
先の記者会見で私が言ったのですが、
「それがほしければ、体操選手を集め、そういう団体を作ってあげる」
これどこかに出ましたか?隠しましたマスコミ?
いくらでも出来ますよ。順番プロレスなら。
楽しければ良いじゃん族と、媚びるレスラーがいるかぎり、プロレスの復活はあり得ません。
もし、順番プロレスに、ナチュラルレスラーが混じると?
順番側が主導をとった場合、ナチュラル側は観客に罵られます。
ナチュラル側が主導した場合、順番側は元々ガチの姿すら知らず、順番法しか慣れてないので、何も出来なくなります。
両者は同じマテリアル同士でなければならないのです。
ナチュラルで訓練された者同士の試合は美しく迫力があり、静かな展開でさえ観客は目を離せず、派手技も実力で放て、試合の中の展開は真の感動となります。
それが本物のレスラーなのです。
私が前から、未だリアルでナチュラルが出来ないと言っているのは、なかなかナチュラルレスラーがいないからです。
現在ウチの若手には、そのための英才教育をしています。
他は、できるだけ探しています。ライダーを引っ張り出したのもそのためです。少し大きな課題ですね。
タイガーマスクで世論をリードし、順番側を我慢しながら使い、ナチュラルを育てる。
プロレス復活への道は、もう発信しています。それまで私は辞められないのです。
ある人は言います。
佐山は格闘技の道へ行ってしまうのではないか?と。
順番側が希望的憶測で言いふらす言葉でしかありません。
確かに私は格闘技の道へ行くでしょう。どころか、通り越して武道、武士道まで行っています。
決してプロレスを捨てるのではありません。ナチュラルを復活させるのです。
なぜなら、これがゴッチへの答えだからです。
学芸会プロレスであるとか順番プロレスというのを、ハッスル等の事を言っていると誤解している人が多いようですが、そうではありません。
あれだけ(私は見たことありませんが、聞くところによると)ショーに徹しているのなら別にかまいもしません。
私が言っているのはウチの大会のことです。
まじめにやっているようで学芸会をやっていることです。それすら気づきませんか?
学芸会とナチュラルが、学芸会先導で試合が行われたら、ナチュラルは何もできないと言っているのです。
ウチの試合で堂々と行われているのです。良い選手がストーリーを組まれて、殺されてしまったのです。
単純に喜ぶ組がいて、レスラーがそれに媚びナチュラル性を、または本質を、失った姿。
ゴッチが見たら泣きますよ。この現状。
私がマスコミを批判するイメージがありますが、心あるマスコミ人は私の行動に喜んでいます。
解っていても何も出来ないし、言えなかったからです。
彼らは「昔のプロレスに戻してくれ」と言っているのです。
それにはストーリーを作るのではなく、レスラーを造らなければならないのです。
第一、私がマスコミ批判をする時は、皆さんも知らないところで行動も伴っていますら、ご心配なく。
メインイベント 60分1本勝負 | ||
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初代タイガーマスク (リアルジャパン) | vs | “元祖・虎ハンター”小林邦昭 (新日本プロレス) |
初代タイガー97キロ契約。小林さんの本気が怖い。私も久々に思い切り動けそうです。 |
セミファイナル タッグマッチ 60分1本勝負 | ||
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2代目スーパー・タイガー(リアルジャパン) 飯伏幸太(DDT) |
vs | 折原昌夫(メビウス) ディック東郷(フリー) |
スーパー・タイガーは試合慣れするか。 今までプロレスのタイミングと、手かせ足かせをはめられて試合していたので、 今回はナチュラル形式で展開させます。 |
タッグマッチ | ||
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スーパー・ライダー(リアルジャパン) タイガー・シャーク(リアルジャパン) |
vs | 石川雄規(バトラーツ) 澤宗紀(バトラーツ) |
ストロングスタイル復活のため、急遽スーパー・ライダーを呼び寄せました。 リードしてくれれば良いのです。石川君は間違いありません。 |
リアルジャパンプロレス 両者デビュー戦 | ||
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間下隼人(リアルジャパン) | vs | 斎藤彰文(リアルジャパン) |
リアルの第一試合は重要です。良い試合よりも、攻める試合を望みます。 |
“市街地型実戦武道”『第12回掣圏真陰流トーナメント』 | ||
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明日の武道の姿。 礼儀作法や試合態度も重要で、リアルが単なる軽い団体ではないことを示します。 |