最新情報 2009年2月

2009/2/26(木) 「THE REAL SAIMIN」

普通なら催眠という言葉から逃げるでしょうが、そこは私、徹底的に本物を追求する性格ですから、あえて催眠と申し上げます。

今回参加された皆さんは変性意識を、充分理解し楽しんで行かれたと思います。
私がヒプノセラピーを行った方々もいらっしゃいましたが、ほとんどの方が初めてでしたので、一時間という枠の中、全員に変性意識を共有してもらう催眠法で、あたかもセラピストが行うやりかたをさせていただきました。

最初は五感が鋭くなり、あとは私の誘導に集中していたのです。
変性意識の素の状態というのは、人が持つ本当の集中で、感覚イコール五感がすべて集中した状態です。
ある時から、思考感覚が鈍化し、集中を一点にするのが暗示です。
今回、私が暗示したのはイメージという集中状態でした。
何をイメージさせたかはここでは言いませんが、皆さんリラックスしていただいたでしょう。

無意識レベルにおいて、治るという集中や、情動内観が変わるという集中であるなら、また違った感覚を体験します。
そして意識に残すことができるのです。
または変性意識だけを集中させることもできます。

自律神経だけなら、深く入れるだけの方が良い場合が多く、催眠が持つ特色、副交感神経を上げることのみをするのです。
緊張からなる変性意識は、戦闘トランスとして集中した状態ですが、この副交感作用と集中と、暗示がなされることが催眠の特徴で、これを利用して治療がなされます。
よく「催眠は何でも治すんですってね、ぜひかけてください」と言われますが、その作用に関するものに限るのです。
気功などは暗示性において変性意識に導き、暗示をさらに強くさせるものです。
私も気功を行いますが、一旦、催眠で変性意識に入れてから行います。これが本当の理論だと思いますがどうですか?

18世紀後半から近代催眠の元祖アントン・メスメルは、自身も動物磁気を信じ人々を治してきました。
彼はそれが催眠と知らなかったのです。
もちろん治らないものもあったでしょう。
当時、非常に大きな反響を呼び、ウイーンやパリでも医学会と論争になります。
学者達はインチキと暴くことに必死でしたが、施術された側の意見が余りにも多くいたにもかかわらず、なぜ効いたのかを検証しようとしませんでした。
最後は施術中に人が死んだりして、失意の中、メスメルは田舎に帰ります。
しかし以降、弟子達が催眠として理論立たせ、今日まで来ています。

19世紀、フロイトは催眠を途中でやめ、有効なものではないと発表し、催眠が後退期に入ります。
(当時の催眠のレベル状況か、フロイト自身が催眠が苦手だったという人が多い)
しかし20世紀、現代催眠の父、ミルトン・エリクソンが出てきて、世界が大きく変わりはじめました。
日本では催眠は認めないと言いながら、欧米の状況に驚異を感じ、催眠は規制しなくてはならないと、訳の分からないことを言っている段階です。

今回の目的は、皆さんに変性意識を体験してもらうことでした。

2009/2/19(木)

今回、アメリカが強調した同盟国日本
そして我が国で最も重要な同盟国アメリカ
もちろん対等な同盟ではない。

クリントンのパフォーマンスはブッシュが行ったものと、同じようなものである。
おそらく知日的な誰かの存在が、そうしてくれているのであろう。
しかし我々はそれが覇権国家が行ったパフォーマンスと、熟知していなくてはならない。
真の独立には、正しく強い精神基底が確固なものとして、国民に植え付けられていなければならないのだ。

日米安保は日本を軍事的に押さえておくという事実的なもの
一つの国が軍隊を持たないという異常さが、戦後ならともかく今もって続いている。
よく聞く。米国は最近の中国の軍事的強化を把握していない。
そんなことがあるはずがない。

アメリカ世論の半分が「なぜ米軍が日本に留まっているのか」との問いに、日本の軍国主義を抑えるためと答えている。
日本さん、周辺国家から腑抜けした貴方達を守るには、米国がついていますからね。
しっかりとした同盟を組みましょうね。
すると彼らの目的は?
イヤイヤそれでも今は良い。
とりあえずこの国が安全なのだから。

しかし今の時期、失われた60年間を取り戻す、真の自立に向けて動かなくてはならない。
だらだら騙されているだけの平和ボケでは、また腑抜け軟弱な民族に漬けさせられるままであるからだ。
日本が経済的に崩れたとき、この国は無い。

 闘神 初代タイガーマスク佐山サトル

2009/2/18(水)

最近の新間さんとは毘沙門天つながりである。
「エー!ティグレも毘沙門天か!」(ティグレはスペイン語で虎)
以前、私が毘沙門天を信仰(科学的に)していると言うと、返ってきた言葉です。

以後、様々なお守りをくれたりしているのですが、先週新間さんの実家のお寺に行ってビックリしました。
本堂とは別に毘沙門堂があり、その中には恐ろしいほど魂が入った毘沙門天の仏像があるのです。
それは上杉謙信とも縁がありそうなのです。
ご存じのように毘沙門天は戦いの神です。
すぐ本物であると直感しました。

私は以前から、いつのまにか、何かに導かれているように、毘沙門天の化身である謙信の化身となっているようでした。
松永先生とも出会い、変性意識によって毘沙門天が現れるようにもしてくれているのです。
謙信公はオンベイシラマンダヤソワカを唱え、自分を毘沙門天の化身と信じていました。
皆さんも、あの毘沙門天像を見て心に留めてくれば、私が変性意識に導き(催眠)、心の中に現れるようにしてあげますよ。

その時、新間さんから、ティグレは毘沙門天の化身になり「闘神」を名乗りなさいと言われました。
最近サインにも闘神タイガーマスク佐山サトルを入れていると、自覚してくるものですね。
真武道は深く深く凄いものが出来るという確信が、さらに強くなりました。

今、小山からこの文章を書いています。
もちろん合宿です。
初日から相当調子がいいです。

2009/2/12(木)

物凄い格闘技が歴史上の武道として誕生しようとしています。
ルールを造り試合をして皆さんにご披露するのは、企画として簡単なことなのですが、武士道「真陰」の掣圏はそんな軽いものではありません。
義の構成を求める全国の選手たちも、希望を持って控えているでしょう。

真陰を含め、今あるプロジェクトが動いています(まだ言えません)。
ほとんどの人に理解させていないその姿は、変容や悪用されることを避けたいからです。
リアルジャパン大会で掣圏を止めているのもそのせいです。
決して後退ではありません。
真の披露までその姿を表すわけにはいかないのです。

義のために歴史に挑戦していますが、催眠として誤解されている変性意識は、戦いの身体および精神性に関わる重要なものなのです。
変性意識は催眠で色々な形を変え世にありますが、実は他の現象にも使われています。
もちろん真陰は見えない現象で済ませません。
科学として分析し、最高なものを追及しているのです。
総合格闘技術や普遍的無意識の歴史観のように、追求の段階で医療催眠やショー催眠も研究し尽しているに過ぎません。

良く考えると、総合格闘技という名前も私が考えたものでした。でもさらに良く考えると当たり前ですよね。

無意識の自己変化は、戦いであるにせよプレッシャーであるにせよ、変性意識で変えるのが精神術です。
情動変化のコントロールや戦闘トランスのことです。

21日のリアル催眠は、この日本で誤解されている催眠の姿を、一人でも多くの人に知ってもらうためのものです。
殆どの人が催眠という言葉を避けます。
将来はこの武道の変性意識を何と呼ぶのかは知りませんが、まずは本物の催眠というものを正面から見つめ、その真の姿を理解してみましょう。
新しい武道が少し見えてくるでしょう。

もちろん女性も大歓迎です。
女性に限らず、興義館は敷居が高いように思われがちですが、決してそんな所ではありません。
気軽に変性意識を楽しんでください。

2009/2/5(木)

2月21日、佐山はいったい何をやるのですか?という問いが多いですが、本物の催眠です。
「THE REAL SAIMIN」と名付けましょう。
催眠はショー催眠、医療催眠、古典催眠、現代催眠等と分かれていますが、その根本性は変わりません。
私が行い、将来構築していこうと思っている催眠は、武道催眠とでも呼ぶべきもので、戦闘に対する自己集中トランスを引き出すものです。

その一方、正直この国の催眠に対するあまりにも低い認識性に驚いているというのが現状です。
最も笑えるのは、その実体が催眠商法や錯覚を利用したインチキだと思いこみ、公共の電波で堂々と催眠を批判した番組を造ってしまったことです。
これは世界の笑いものになっています。

催眠とは基本的に自己催眠であり、たとえ他者催眠であっても、それは自分が受け身になってはじめてトランスが生まれるものです。
ようするに行う側と受ける側の、信頼関係で決まるのが、他者催眠ということになります。
それをかけて見ろと批判的な者へ「もし催眠をかけたらお金を進呈」などとは、愚の骨頂にも程があります。

確かに批判されてもしょうがないことをやっている者もいます。
また、うまいトリックを使いながらショーを行う者もいます。
しかしそれはショーの本質ですから、一言に批判は出来ません。
ちょうど手品師が他の手品を見破るように私達には解ります。
ショー催眠が手品と違うのは、種と本物が混同した世界であることです。

21日は、皆さんに催眠の本質を知ってもらう為の催眠教室です。
もちろん危険なことはやりません。
掣圏真陰流の催眠トランスは、リラックスから入るものと、興奮から入るものとを分けています。
後者は戦闘トランスという、闘いの中からの集中ということになりますが、これは掣圏真陰流の秘中です。
戦闘トランスは、リラックスからの催眠トランスを経験して、闘いの中の集中を覚えていきます。
よって、リラックスから入るトランスは戦闘トランスの基本となり、かつ、一般の催眠を指すものでもあります。

一刻も早く、欧米に百年遅れようとしている、催眠性トランスを理解してもらいたいのです。

2009/2/2(月)

リアルジャパンプロレスの理念

多くの者が誤解し、自らプロレスを引きずり落としている行為。
当時の私タイガーマスクと現在のプロレス界は、どこが違うのか?
なぜ凄いワザや動きがあっても、その場だけの感動で、あの時代のように多くを引きつけられないのか。
テレビ環境?ショーイメージとしての悪さ?総合やK1の進出?
すべて違います。
自ら墓穴を掘っているだけなのです。
空中戦?現在の方が進化し、大きな技が発達している?
笑ってしまうし、最高の危機感を覚えます。

タイガーマスク時代(今は初代タイガーマスク)の私は、新日本の道場や巡業地での練習や試合に育てられました。
その若手時代、木村健吾さんとの試合がDVDに収められていますね。
あれは少し成長した若手としての佐山です。
空中戦の夢を追うのは結構なことですが、当時はそういった技を出さず、ナチュラルなプロレスの中から出てくる、飛び技というものがその正体でした。
さあいちにいさんの動きではなく、ナチュラルプロレスから学ばされた飛び技のセンスとは、ワザとらしくもバカらしくもないものです。

現在大きなワザで、その時は会場が湧いても、タイガーマスク時代の正体とはまったく意味の違うものです。重みが違うのです。
私のことだけではなく、まともなレスラー達すべてがそうです。
飛んだり跳ねたりの多くの動きは、普遍的にみれば「そんなわけないじゃん」程度の代物と気づかれているのです。
とにかくカッコがよくて凄くても、気づかれているのです。
どうせなら日本雑技団でも作って売り出したほうが、よっぽどましです。
プロレスはガチを知り、ガチのセンスが無ければ出来ないし、またガチのプライドから、さあいちにいさんはやりません。
どうしたのでしょう?闘いの魂を忘れ、いちにいさんが主体となり、その動きや難度性を争う学芸会プロレス。

一方、ナチュラルプロレスの欠点は、センスの無い者がやると、俄然おもしろさに欠けることです。
ガチをやって、はい、ナチュラルプロレスをやりなさいだけでは、不器用なレスラーはそのまま試合に出てしまいます。
リアルジャパンはガチの専門所でありながら、センスを磨かせるところなのです。

掣圏の理念

掣圏真陰流は武士道「真陰」の理念を実践する科学です。
掣圏は既存の格闘競技とは全く異なった、国技として位置させることを目標においた真武道競技です。
既存の格闘技雑誌では、絶対に扱われないものなのです。

はっきり言います!
私は既存の格闘技界にはまったくおりません。
将来は相撲のように、月刊掣圏なんていうのが出るでしょう。
誰に何と言われ、ばかじゃないのと言われようと、私の信念は曲がりません。
30年も思考し10年以上も費やした研究と信念は完結に向かいます。
世間の方々は、ここまで追求しているとは思ってもいないのでしょうね。

面白いことに私が催眠をやると「佐山は催眠術をやりだした」と異常がり(私が追求しているのは催眠だけではありません。総合的な精神で精神分析学や大脳生理学をやりました)、無意識の普遍的無意識構築から真歴史を研究すると、右翼と言われ、何を本格的にやっているのかを理解できません。
おそらく昔のように、天才的な記者や編集者がいた時代なら、その意味や内容を鋭く聞いてきていたでしょう。
ただし難しすぎてギブアップかもしれませんね。
大昔の剣術家の宗家なら当然研究することです。
現代科学にある私は、彼ら先人に恥じるものを造るわけにはいきません。

気になるのは先々月の取材で、プロレス観とそれを本格的に聞いてきた一般雑誌がありました。
珍しく掲載される予定の期間が長く、3月になるそうです。
真陰の理念「武士道」を基底にした、新世界を皆さんにご披露してみせます。
これから何が起こるのか期待してください。

2月21日に催眠を行いましょう。
以前プリンシプルで少しやりましたが、本格的な催眠です。
催眠が何かを理解されるでしょう。

■場所…興義館
■時間…2月21日(土)午後3時〜 2時間
■値段…3000円
■定員…50名様まで
■服装…軽い格好で、女性はスカート禁止 もちろん男性も
■予約受付…興義館(03-3812-1202)午後2時から9時まで

突然なので平井さんがまたひっくり返るかもしれませんね。