最新情報 2009年4月

2009/4/30(木) 現代武士道のコンセプト 世界に恥じぬ戦闘資質人間

人は現潮流に、五感という領域を与えられ、無意識を造り、意識に表し、愛を知り、普遍的無意識を持ち、気分や雰囲気、環境に包まれた、生存観がある。
我々にとって潮流の存在は継続。
ビックバンに始まり、粒子がぶつかり合い、あらゆる物体となって膨張を続けている今、宇宙が進むなら、我々もその時空を継続するため、存続という環境を造ることが摂理であろう。
生存観は文明と共に大きくなり、専制君主、立憲君主、帝国主義、社会主義、共産主義、自由主義、民主主義と発展してきた。
現代日本の環境は、立憲君主の自由と民主主義にある。

しかし惑星がいつか滅びる宿命のように、この小さな潮流も滅びないという保証はない。
地球上は国も社会も弱肉強食の世界。
継続の普遍的無意識下にある、幸せや愛を知っている我々にとって、生き残ることを忘れ、その場限りの存続のみを送ることは許されない。
群意識の充実性が基本となるのだ。
自由で民主主義の群に、基本的な観念が欠如していれば、内部と外部から崩れてしまう。
1、自由をはき違える者
2、秩序と免疫を怠り、愛と自由のみを教養し、民衆を弱さに陥れる崩れた社会
3、正しい観念を主張できずに、独立発展できない姿
どちらも精神基底の無い場合に起こる崩壊である。

強さとは上記に溺れず、確固たるプリンシプルを持ち、最終段階にいたるまで義を通しぬける人格だ。
義は正義や義理ではない。
絶対的な柱であり、絶対的な主義である。
最終段階とは死を越えても名声を残すことで、それは大きさの問題ではない。
あの人はこうだったという、侍文化独特のものだ。
このプリンシプルを持つことが、現代武士道としてのサムライの姿なのである。

現代のサムライはどこに義をおけばよいのか?
立憲君主、自由民主主義
これらの恩恵を受けるのではなく、守り正し未来に残すことだ。

サムライであるなら、義にブレるな
サムライであるなら、ジェントルであれ
サムライであるなら、自群と世界の普遍的無意識を知れ
サムライであるなら、いかなる時もブレてはならない
サムライであるなら、弱者を見捨てるな
サムライであるなら、気配に注意をはらえ
サムライであるなら、寧臣者を抹殺せよ
サムライであるなら、狂愚の無意識を持て
サムライであるなら、弱さに死なず、前に死ね
サムライであるなら、死後の名声をなせ

最高の勝負とは、戦争で死をかけた戦闘である。
欧米では、アドレナリンの噴出から、その場持論の戦友を考える。
最初は恐怖に退き銃さえ撃てない。
人を殺すことが恐怖なのだ。
大東亜戦争での米軍の発砲率は、何と15〜20パーセントであった。
だが一度殺せば後は難なく殺せる。
そのうち戦友が殺られパニックになり、テストストロンやアドレナリンが噴出し、死の環境が平然となる。
敵が単なる標的の姿となるのだ。
殺人マシーンの出来上がりである。
あくまでの戦闘勝負での状況である。

一般社会でテストストロンが出て殺してしまう、現代日本の状況とは比較にならない、シチュエーションでの話だ。
彼らはいざ戦闘の場合、かえって何も出来ない80パーセントか、殺人マシーンになって秩序も乱す弱者だろう。

義は全てを超越する。
旧日本兵の秩序が保たれていたのは義のせいだ。
「前に死ぬ覚悟」があることが、秩序ある無意識を構成させているのである。
「前に死ぬ」とは、その昔、戦において兵が敗走するとき、わざわざ自軍の死体を敵側に向け、逃げて死んだのではないことを見せつけ、自軍の志気の高さを示した。
切腹の作法も必ず前へ倒れなくてはならない。
「前に死ぬ」とは義の基底である。
横や後ろや斜めは、義で死ねない寧臣者達の姿であり、戦においてはテストストロンで制御の効かない無頼漢者の姿だ。

優れた兵が全てそうなるとは言わない。
南京においても一人の将校と二人の兵が、日本軍自らの軍事裁判で死刑になっている。
勿論、日本軍が入った事変翌日には、疎開していた南京市民20万人は、元の平穏な生活に戻り、屋台までもが出て、日本兵とも遊んでいる。

世界に恥じぬ戦闘資質人間とは、どんな状況でもジェントルであれということだ。
殺人マシンと化す恐怖を超越した兵隊は、見境もな非ジェントル的な行動に出る。
戦友が殺され増悪が恐怖に打ち勝ち、そうした行動に出る精神状況となるのだ。
よく酒の席やカラオケなどで、ストレス発散のごとく振る舞う者がいるが、世界秩序やサムライ不動心の点からも、最悪のものであり、世界の物笑いになっている。

ストレスをそういう形で出す者が、戦争で無秩序になる輩である。
弱い者のバロメーターなのだ。
戦闘資質の高い者は決してそこへ陥らない。
普段はジェントルで、義を違える事があったとき、絶対に勝つ戦闘状態になれる者である。
恐怖に打ち勝つのではなく、義を通す者なのだ。
義は全てを超越する。

次回公開プリンシプル 5月23日(土曜)3時 興義館

2009/4/15(水) 『初代タイガーマスク×週刊プロレス』コラボレーション第2弾

本日より、『初代タイガーマスク×週刊プロレス』コラボレーション第2弾
「初代タイガーマスク YN製 スーパータイガー&ヤギリ合体マスク」が発表されました。
ベースボール・マガジン社 オフィシャル通販ショップ BBM@SHOPと、週刊プロレスNo.1469号で予約受付が開始されました。

【限定100セット】直筆サイン入り 初代タイガーマスク YN製 スーパータイガー&ヤギリ合体マスク ★2009年5月末までの期間限定受注★

詳細は商品販売のページからご覧下さい。

2009/4/8(水) 武士道講演 最高でした。ありがとうございました。

足の調子は順調に回復しています。
痛めているところは、ちょうど腿の内側でして、回し蹴りをインパクト前に返す時、違和感が合ったところでした。
完璧になるにはもう少しです。

5月29日は九州行橋のイベントに行きます。
あちら方面で希望があればプリンシプル開いてもいいですね。
希望があれば会場を探します。

次回、公開プリンシプルは五月に行います。
もちろん講義は私が行います。
北朝鮮のミサイル発射は巧妙ですね。
世界に対しての掣圏は立派なものです。
我が国も恐れることなく、巧妙かつ大胆に掣圏をとるべきです。
理性だけではダメですね、狂愚の思想が掣圏を取る術となります。

掣圏真陰流催眠療法は円熟してまいりました。
ただし、療法が真陰の全てではありません、武士道真陰の術の一部と思ってください。