最新情報 2009年1月
2009/1/27(火) 見てみよう
米国オバマ大統領の就任と、従来ならご祝儀相場で上がるはずの株式市場。
今回は就任と同時に大きく値を下げてしまった。
オバマ大統領はかねてより協調を語りかけ、国際問題にある種の提言をしていた。
力で威圧をかけるブッシュ政権とは逆の政策で、世論を引きつけてきた。
ブッシュ政権の鷹派的世論から、現代日本のような(それほどひどくはないが)平和的対話主義に似た政策への移行である。
それに対し、天下でもとったかのように、現代日本の平和思想が世界の見本であると、責任もなくおっしゃる先生方もいる。
現代日本の平和は生かされての平和である。
世界は対話で協調するのか、威圧を見せ対話するのか。
見物である両者の対峙だ。
確かブッシュ政権発足後、ブッシュ政権の基盤である会社の一つ、エルロンが破綻した。
当時は民主党よりであるユダヤ勢力が、ブッシュに圧力をかけるために、エルロンを潰したという噂が囁かれていたのを思い出す。
しかし2000年、ブッシュのもう一つの基盤である、アメリカキリスト教原理主義団体に、歴史的なことがおこっていた。
何とアメリカのキリスト教原理主義団体とユダヤ教が、歴史的な和解をしたのである。
以後、イスラエルの元首相ネタニエフが、毎年アメリカのキリスト教集会にやって来ている。
以後、元々ユダヤよりではなかった共和党は、キリスト教原理主義とユダヤ勢力との合体したネオコンを主体に政権を運営し、今に至っていた。
よく中東問題を石油問題と言われる方がいらっしゃるが、実際はそんな甘いものではない。
一方、オバマ大統領は就任何日目か、あまり心のこもった演説ではなさそうに、イスラエル指示のパレスチナ問題を発表した。
ユダヤよりであるヒラリー・クリントンを、国務大臣に任命したのは大正解であろう。
しかしあの演説を見たかぎり、オバマとユダヤ社会はまだ真の連帯をしていないとみた。
アメリカが安定しないかぎり、日本は安定しない。
しかし相場がユダヤの圧力なのか、本当に反英米勢力の攻勢なのか、見極めなくてはならないのだ。
もちろん世界恐慌の影響を見ておかなくてはならない。
それを計るのは、オバマのこれからのパレスチナ政策で解るだろう。
このようないつまでも生かされている状態で、日本が存在し続けることは出来ない。
噂だとあと何十年かアメリカとの間、何らかの密約があるという。
その後解放される?
だとしたら独立なのか?情けない。
いづれにせよ、我々は精神基底を復活させておかなくてはならない。
もちろん武士道と言っても、かつての秩序で最高だったものを、そのまま引き継ぐことは出来ない。
現代秩序と伝統を兼ね備え、世界最先端の精神科学を用いた、最新の武士道である。
佐山武士道は今年完成する。
猪木さんの永久電池と、佐山の新格闘技はずうっと出来ないと言われるかもしれないが、格闘技の方はもうほとんど出来ている。
電池もほとんど完成したそうだ。
私にとって技術やルール形態を考えるなんて簡単なことだ。
新武士道思想の概観を創り、格闘技に思想を染み込ませるかが大変なのである。
相撲でいう魂を創ることだ。
私のこれからの作業は、延々と現代の論語のようなものを造ることだ。
見ていてほしい。
世界一のものを造ってみせますから。
2009/1/7(水)
今週から、週刊プロレスとマスクミュージアムが大変なことになっている。
タイアップして、マスクのブランド価値を上げようとしているのだ。
(詳細は「商品販売」ページをご覧下さい)
はっきりいって中村のゆきちゃんは、マスクに命を懸けている。
どんなマスクのプロもが、ゆきちゃんのことを天才と呼び、私も全信頼をおいている。
それは職人の域を越え、宗教にまで達しているようだ。
一つ一つに込められたマスク作りの情熱は凄まじい。
かつて私のバッグを造ろうとしてくれ、昨年若くして亡くなった有名な職人さんがいた。
彼は私にどのようなものを造ってほしいと聞くのではなく、普段の行動や生活、思想にまで入り込み、バッグに魂までも染み込ませてくれようとしていた。
ゆきちゃんとダブルのである。
かつてのタイガーマスクの詳細から、現代の私の思想にまで入り込み、あの黄金のマスクに魂を注入しようと、いつも考えている。
プリンプルなどにも積極的に参加し、話し合いの中で特に唸らせたのは、あの怪傑ゾロのような正義をマスクに注入してほしいと言ったとき、すでにすべてを理解していた。
何が他と違うって、正義の魂が込められていることが、タイガーアーツマスクの秘密なのである。
ゆきちゃんが表現したいタイガーアーツのマークは、本当は「義」なのだ。
世界最高峰のマスクは私が証明書を発行しているが、
「品質に問題がありません」というだけではなく、
「魂が入ってます」というものである。
私は本物しか認めない。
手にして見つめればわかりますよ。
このような職人に会えて私は幸せです。
2009/1/6(火)
商品販売のページに、ベースボール・マガジン社とのコラボレーション・プロジェクトである
YN製初代タイガー試合用マスクのデビュー作『キバ付』モデル(限定復刻)の通信販売について、掲載しました。
2009/1/4(日) 明けましておめでとうございます。
本年もbushido.jpよろしくお願いします。
さて昨年中は新日時代の練習を思い起こし、トランプを利用したスクワット練習を始めたところ、足の調子が良好で、自分でもびっくりするほどよい試合ができたと思います。
応援に来ていただいた皆さんも、心で応援してくれている人も、大変ありがとうございました。
今年はよりいっそう向上していくよう頑張って行きたいと思います。
ご存じのように私の真の目標はまだ完了していません。
佐山はプロレスに生き、格闘技を捨てたのかと思われている方々もいるかもしれませんが、少しニュアンスが違います。
総合格闘技は創建を果たしましたが、現在の姿が私の目指したものとはほど遠いものであることは皆さんもご存じでしょう。
最初から言うように、相撲のような思想あるものを目指しているのです。
歴史に負けないものを創りたいのです。
思想もなく黄金を目指してエルドラドを掘るわけにはいかないのです。
「やりたければ、どうぞご勝手に、その世界のみなさん」という感じで、全く興味もありません。
佐山の近未来は現在の格闘環境ではありませんので、関係各位の皆様もご了承願います。
そこには絶対に融合しません。
タイガーマスクに徹している方が、信念を通せるのです。
ですから私は初代タイガーマスクであるし、現行からいえば異次元の真格闘世界にある者だと思ってください。
また一からからやれるのか?とも思われるでしょうが、最初から居なかっただけです。
決して格闘技を捨てたのではありません。
一方その中で、プロレスは権威を無くしても誇れるものではなくなり、総合格闘技の歴史も知らず、この私にさえプロレスはショーだから弱いんだろうとまで言う者もいる始末。
真の理想は育てながら、プロレスの復権を果たすまで、自分にむち打ってでも突っ走りたいと思います。
復権を果たしたとき私の役目は終わります。
近来はプロレスと格闘技(現代武士道)、両方が一挙に出てきますので、ご期待ください。
このHPをご覧になられているサヤマニアの方には、もっと凄いお知らせがあります。
本年は松永先生をはじめ、大脳生理学者の方や、武士道の専門家、思想家等の方々とのチームを編成し、現代武士道を徹底的に具現化させ、日本人の精神基底に一筋の支柱を注入する準備をすることになりました。
早くて秋、遅くとも来年には正式な出版を果たしたいと思います。
伝統と科学を駆使した世界で最も新しい精神基底ですから、今から楽しみでしょうがありません。
死の規範文化であった武士道を、現代の国際規範に照合させ、かつ遜らず、独自の精神構築を構成するのです。
現代科学をコラボレーションし、死を乗り越えた生なる世界観を構築してみせます。
伝統である普遍的な死の価値観と、自己の価値観に大きな違いがある現代日本人。
死の価値観をまとい、生なる価値観を植え付け、生が死を越えたとき、キリスト教では愛が構成され、新現代武士道では、森羅万象の真実が自己を満たすでしょう。
縦で生き独立することのできる、現代サムライの新秩序の姿です。
どの方向へも自己の秩序が決断し、ブレることはありません。
一方、唯一、諸外国を上目で見て行動を強いられる、外圧構成国家現代日本。
どの党や政治家が何を言おうと、この呪縛からは解き離れません。
最近のテレビで外圧歴史倫理観を堂々と物言う、無知な経済学者を見て、笑ってしまうのは私だけではないはずです。
もうみなさんは現状を解ってらっしゃいますよね。
大笑いですよね。
しかし、外圧は優等国家を蝕み、独立させる機運はありません。
確かにアメリカの普遍的無意識が言うように、俺たちがアジアから居なくなったら日本は軍事力を上げ、周辺諸国も同じように競争しあい、アジアの安定は無くなってしまうという見方が、外圧からみた真実なのでしょう。
独立はありませんが安定は重要です。
今の時期はアメリカのクッションを利用させてもらいながら、その中で真の独立を果たすのは、我々が堂々とした精神基底を持つことなのです。
勤勉などの精神基底を崩し、頼るだけでいつまでも弱さに溺れる姿勢では、先はありません。
新国体建て直しのため、今年はさらに驚く発表があるでしょう。
皆さんに支えられている虎の仮面は、絶対に信念を貫き通します。